君には2つ問題がある

PUBLISHED ON 2020年08月21日 — DIARY

君には2つ問題がある。

1つ目はルール(仕様)を言語化できていないこと。

2つ目はそれをプログラムとして表現できていないこと。

この2つを順番に登って行こう。


自分が運営しているIT塾の授業中、小学4年生に掛けた言葉の冒頭です。 (この後、具体的な指導をして、授業終盤ではジョークを言ってフォローしてます)

今思い返すと、難しいこと言ってるな、その子が分かる表現してないなと思います。 でも、先生が導きたい所からまだまだ遠い所にいる事実とその情熱を強く伝えたかったのかなと思います。

自分の発言なのに他人事のように表現してるのは、その時の自分は平静の時と違う感覚があるからです。

その子に今何を伝えられるかと必死になった時、相手が子供だとか甘えだとかは一切無くなります。 日本の現状とこれから来るであろう未来に対する直感と逆算で、使命感が出てしまいます。 IT塾と括ってますが、生きてく上での考え方や戦い方を教えてるような感覚かもしれません。

IT塾では「即興」を尊重し、そして傾倒しています。 何も決まっていないこと、時間内にやること、どうにか解決すること。 一定の不安と常に隣り合わせになることに慣れつつ、 それを可能性として捉えるように、そして楽しめるように。

ネットやSNSにある情報は、誰かの意図で公開されている側面があり、それに依存し過ぎるのは問題です。 自分にとって本質的で有益な情報は、自分の経験や感覚が一番です。 そして、その経験や感覚をどう持ち続けるかは、究極、自分で気づくしかありません。

親や先生や上司を差し置いて、このあたりを最も刺激する人であろうと思います。

TAGS: 2020