教育ITソリューションExpoに参加してきました

PUBLISHED ON 2019年06月22日 — REPORT, TECH

教育ITソリューションExpoに参加してきました。三日間フルデイズ。

プログラミングを中心にしたIT塾の事業をやりたいと考えてるので、「塾・専門学校」カテゴリ関係者で参加しました。 著名な方のセミナーもたくさん受講したり、ICTに関わる行政や業者の動向など収穫はたくさんありましたが、 STEM(STEAM)教育の教材探しが主な目的だったで、ここではそれらを簡単に紹介します。

日本企業のswitch education社社。micro:bitの拡張キットを開発・販売しています。 学校向けと塾・ワークショップ向けのパッケージがあります。 国内企業ということで応援したいですね。幾つか買ってみようと思います。 以下は、傾きセンサーを用いた自動販売機を模した作品です。 このように身の回りにあるコンピュータを再現するのは、学習の理解・目的として重要ですね。どの企業もそれは意識されていました。

次は中国の企業2社。

CH MAKER Ed社。 Micro:bitは多様なセンサーがセットで乗ってますが、こちらは右上の通り四角い躯体にモジュールが分れています。 これは見た目で一番興味を引かれました。ズルいのは、LEGOブロックのジョイントが用意されているところですね。 この会社は、上級者向けの本格的なロボット制作の製品も扱っており、ロボコンのような大会も開催しています。

makeblock社。 上記サイトのProductの通り、多様なラインナップを揃えていました。 ほとんどがMicro:bitをベースとしてますが、ここは同等の基盤自体も作っていたり。上記中国企業と同様、モジュールも量攻めです。

最後にSONYのMESH。 こちらはScratch的なコードの学習は一旦置いておいて、簡単なUIでモジュール同士を繋げたり調整したりに留めていました。 取っ掛かりとしては良さそうです。7つのモジュール、他に比べて単価は高めです。 SONYと中国の新興企業が競ってるなんて、なかなかですね。

上記それぞれ、フルセットのキットで揃えると4〜5万円です。 幾つか安価なスターターキットを買って、夏休みに小学生向けにトライアルをしてみたいと思います。

TAGS: 2019