「小休止のすすめ」読了

PUBLISHED ON 2019年01月12日 — BOOK

藤田さんとヒロミさんの共著。 異色なお二人がバリバリ仕事する中での余裕やバランスの取り方を「小休止」として多様な側面から述べている。

中年の域に入ってきて共感できるところは多い。 休みやリフレッシュを適度に入れることで、仕事の成果を最大化したい。

共感した項を1つ、「俯瞰」。

1つの職種や業界なんて、世の中の1%にも満たない。 無知な若い時は誰しも携わっている小さな世界を制したい気持ちで頑張る。 晩年まで1つのスペシャリストの道を極めることも立派だけど、ごく僅かな人にしかできない。

インターネットや個人発信が普通になり国/性別/文化の垣根がどんどん低くなっているので、 広い視野で本質を捉えたり課題を解決することが仕事の価値になっていく。世の中が良い方向に向かっていく。 それは異業種に転職して1から勉強するのもそうだし、休み立ち止まり違うものや観点に触れることも当てはまる。 掛け算はたくさんあるから、皆ユニークになれると思う。

仕事や人生の中で、そういう転換の時期がきた時の居ても立っても居られない感覚は、 飽きる・捨てる・逃げるという言葉で片付けるものではなく、次へのステップへの兆しだと思う。

TAGS: 2019